【プログラム】高校生短期語学留学 【行き先】マルタ 【期間】2023年7月29日~8月21日
私は、国際系の学校に通っています。 コロナの影響で、姉妹校交流の機会が少なくなったため、 個人での留学をしようと思いました。 マルタ共和国を選んだ理由は、世界遺産及び、ヨーロッパの建築に 興味があったからです。 また、日本人留学生が少ないことも魅力の一つでした。 ヨーロッパの国々からは、飛行機で2,3時間で来れるので、 ヨーロッパの友達を作りたい人にお勧めです!! 実際、語学学校の9割がヨーロッパからの生徒でした。 ただ、日本からは約一日かかります。 (私の場合は、ドバイ経由でした。) 帰りは、長い長い空の旅を想像するだけで鬱でした(笑)
正直、マルタでの生活よりも、空港での様々な手続きや、 乗り換えを一人でスムーズにできるかを最も心配していました。 しかし、空港の案内板はとても細かくて、分かりやすく、 昔であれば行列に並ばなければならなかった手続きも 現在では、デジタル化しているところがほとんどだったので、 とてもスムーズでした。
最も楽しかったことは、観光です。前述したとおり、 私は世界遺産やヨーロッパの建築に興味があるため、 特に、首都バレッタを一人でゆっくり観光できたときは幸せでした!!
マルタの住宅は、出窓とカラフルなドアが有名で、観光地だけでなく、 一般の住宅街すらもお洒落でみとれてしまいました。
実際、私が申し込んだ学生用の夏休みプログラムでは、 一人での外出が基本的には禁じられていたので、 日本から、両親に承諾書を送信してもらいました。 学校が、何歳以上の単独での外出を許可しているのか、 どれくらい自由時間があるのかを事前に確認することをお勧めします。
困ったことは、日本から持参していたポケットWi-Fiが途中で 使えなくなってしまったことです。 家族と連絡もとれず、検索もできず、フリーWi-Fiを常に探していました(笑)。 残り3日くらいでの出来事だったのですが、しぶしぶ現地のSIMカードを買いました。 未成年がSIMカードを買うのには、18歳以上の証人(??)的な人が必要だと言われたので 気を付けて欲しいです。私の場合、ホストファザーが保証人になってくれました。 また、同じ語学学校に通っていた日本人の友達が次々とマルタ風邪にかかっていたので、 飲み慣れた薬や、風邪予防できるモノを持っていくことをお勧めします!
Q1 ホームステイ/学生寮での生活はいかがでしたか? ホストファミリーは、70代のマザーと80代のファザーでした。 他に、ルームメイトが同時に、最大で3人いました。 私は、合計6人のルームメイトと生活を共にしました
(ドイツ人2人、フランス人2人、ベルギー人2人)。
特にマルタでは、ビジネスでホストファミリーをされている家庭も
少なくないとの情報を聞いていたのですが、
ホストファミリーは本当に親切で、近くのショッピングモールへの送迎や、
フィーストと呼ばれるお祭りや、パーティーに招待してくれました。
朝ごはんは、日本に比べると少ないです。
夜ご飯は、基本的に1品で、そのほとんどが、トマトソースベースの味付けでした。
やはり、パスタが出される頻度が高かったです。
入浴や洗濯に制限はなく、「好きな時に、好きなだけどうぞ。」と
伝えられました。ただ、水が貴重なことに変わりはないので、
水圧が弱い、お湯が出にくいことは多々ありました。
基本的に浴槽は無く、シャワーのみです。
部屋にエアコンが無かったことが、残念な点だと感じました。
ホストファミリーは親切だったものの、ルームメイトと部屋を共有することは、
大変でした。
部屋は常に散らかっており、ゴミも置きっぱなしだったため、
日本人の私からすると、ルームメイトのだらしなさに驚く毎日でした。
ドイツ人2人と部屋を共有しているときは、彼女らは母国語で会話をするので、
会話に入りづらい、起床時間のアラームに気を遣うなどの問題もありました。
しかし、最終的に、それらの異文化理解や、共同生活は今では、
良い思い出であり、次回、留学に行く機会があるときに役立つ経験にもなったと
感じています。
Q2 学校の授業はいかがでしたか?(難しかった、簡単だったなど) 学校の授業は、先生によって雰囲気や進め方に違いがあり、
好みが分かれると感じました。
私の場合は、毎週先生が変わりました。テキストをもとに、
文法や単語を重視する先生や、コミュニケーションの時間を多くとる先生など
人それぞれでした。
レベルが合わないと感じた場合は、クラスを変えてもらうことができます。
Q3 持って行ったほうが良いものはありましたか?(あれば、理由も教えてください) ホストファミリーには、日本のお菓子や扇子、インスタントラーメンや
お味噌汁を持っていきました。
私が、最も活躍したと思う食材は、魚肉ソーセージです。
朝食が少なく、お腹が空いてしまうので、間食として食べていました。
靴下や下着類を干せるハンガーも役立ちました。
洗濯物は、ロープに掛けて、洗濯ばさみで止めるだけなので、
洗濯物の量が多いとそのうちスペースが無くなります。
そして、タコ足配線は欠かせないと思いました!!
ルームメイトとコンセントも共有だったので、タコ足が無いと十分な充電ができません!
最後に、スーツケースの重さを確認できる吊りばかりなども、
日本から持っていくことをお勧めします。空港の計りは壊れていて使えませんでした。
Q4 現地の生活習慣やルールで日本と違うと思ったところはどのようなところでしょうか? マルタ人の多くは、夜型で、朝起きるのは遅い印象でした。
手洗いうがいや毎日シャワーを浴びないことには驚きました。
強いていうのであれば、マルタ人は運転がとてもクレイジーです。
Q5 お金はいくらくらい使いましたか? 何に使いましたか? 3週間で10万円ほど使いました。暑くて毎日のようにアイスをスーパーで買いました。
アイスの割合が少々大きいかと(笑)。
他には、お土産や、レストランでの食事代、学校でのオプショナルアクティビティなどに
使いました。
Q6 週末はどんな過ごし方をしましたか? 基本的に週末も、学校のプログラムがありました。ただ、平日より、朝はゆっくりでき、
ホストファミリーと過ごす時間も多かったです。ホストファミリーの友人と会話したり、
時間があれば近くのショッピングモールで買い物したりしました。
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