留学中にいちばん大変だったこと

【プログラム】現地校卒業留学

カナダ・プリンスエドワード島のシャーロットタウンにある現地高校「Colonel Gray Senior High school」で高校卒業までの留学をしているあやさんより1年目の体験談が届きました。高校入学の3カ月前から語学学校で英語の勉強をし、9月から1年間高校1年生として過ごされました。7月～8月は日本に一時帰国、8月中旬に再渡航し、2年目の生活がスタートします。

私が1番留学中に大変だと感じたことは、やっぱり語学力です。私の行っている高校には日本人が1人もいませんでした。誰も日本語をしゃべらないので、学校内では日本語で手伝ってもらったり、日本人の友達が出来ることはありませんでした。私は一学期に理科の授業を受けましたが、毎授業何もわからないまま授業が過ぎ、家で毎日わからない単語を調べて、それでもわからないことはホストファミリーに聞きました。宿題がある時は1時間で終わることもなく、内容を理解するのに必死でした。そんなクラスの中友達も出来ることなく理科の授業は終わりましたが、2学期に体育の授業で、理科のクラスにいた子 が話しかけてくれました。そのおかげで今はネイティブの友達ができ、楽しく生活しています。ネイティブの友達が出来たことによって日常的に英語を話すことができ、英語力は上がった気がします。留学の現実はそう甘くないですが、何事も勇気を持って友達を作ってみることで留学生活が楽しくなって、英語力も上がると思います。

Q１ ホームステイ/学生寮での生活はいかがでしたか？

私のホストファミリーはとても優しく、常に私たち留学生を支えてくれました。ホストマザーは仕事で忙しいのにも関わらず、毎日夕ご飯を作ってくれ、休日には家の掃除をしていました。ホストマザーの料理はとても美味しく、毎日楽しかったです。ホストシスターは同じ高校に通っていて、勉強や学校に関してとても助けてもらいました。とてもいいホームステイファミリーに出会えてすごく嬉しかったです。

Q2　学校の授業はいかがでしたか？（難しかった、簡単だったど）

授業によりますが、EAL(ESL)や、数学はそんなに難しくなかったです。高校一年生レベルの数学は、日 本の中学で習った事とほとんど同じことなので、数学の授業で特に困ったこともなかったし、いい成績が取りやすかったと思います。EALはインターナショナルの生徒向けの英語のクラスですが、私たち日本人は文法がずば抜けて出来るのですが、単語力やスピーキング力が文法のレベルに合っていない状態だと思います。私は語学学校で、英語を話すということにある程度慣れていたので、スピーキングは困ることがなかったので、受けていたクラスが1番下のクラスだったので、単語が難しいと思ったことも特にありませんでした。ただ、理科の授業はすごく大変でした。理科には専門用語があり、仕組みを理解しないといけないので、毎日苦労していました。学校によって授業のやり方は違うと思いますが、私の学校はテストの点数や、課題の点数だけで成績が決まるので、いい成績を取るのはそこまで大変ではなかったのですが、きっとほかの学校は授業に対する意欲なども評価されるので、理科はそういった意味でも大変だと思います。

Q3　持って行ったほうが良いものはありましたか？(あれば、理由も教えてください)

私が持っていった方がいいと思ったものは、パソコンです。今はデジタル化が進んで、課題やテストをパソコンでやることが多いです。課題が授業中に終わらなかったら家でやらなければならない事が多いので、パソコンはとても役立ちました。

Q4　現地の生活習慣やルールで日本と違うと思ったところはどのようなところでしょうか？

学校生活がほとんど日本とは違うと思います。日本では授業中にベルがなってもキリがいいところまで終わらせますが、カナダではベルがなった瞬間みんな教室から出ていきます。先生は授業中に電話したり、外を歩いている知り合いに話しかけたり、自由度が高いと思います。ただ、自由すぎるのも案外大変だと思います。

Q5 お金はいくらくらい使いましたか？ 何に使いましたか？

1ヶ月で服や、外食など合わせて、3万円ほどでおさめるようにしています。たまにお土産を買ったり特別な理由がある時は6万円ほど使ってしまう事がありますが、節約は常にした方がいいと思います。

Q6 週末はどんな過ごし方をしましたか？

週末は友達と遊びに行ったり、勉強したり、1人で散歩したり、ショッピングしたりしました。ホストファミリーが大丈夫な時はみんなでホストファミリーのご家族の家に遊びに行ったり、ビーチに行くことが多いです。私の留学先のプリンスエドワード島は田舎で、小さい島なので、やることも何ヶ月かすると無くなり、その分勉強に励めてとてもいい場所だったと思います。