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留学体験談-グローバルはステータス

【プログラム】語学留学・ワーキングホリデー

【お名前】西岡 勇太さん
【行き先】ニュージーランド・タウランガ他
【期間】2017年10月14日~2018年10月13日

僕が留学を考え始めたのは大学生で、ちょうど二十歳の頃でした。

当時は外国に漠然とした憧れがあり、

海外で経験を積みグローバルな人間になりたいという願望がありました。

しかしその輪郭のぼやけた想いは、

留学中皆から刺激を受けて、後に確固たるものへと変わるのです。

僕の場合、大学卒業後日本で就職し、二年間資金を作りながら社会人経験を積みましたが、

その最中にオーシャンズさんを紹介され、そこから本格的に留学の計画を練り始めました。

最初の面談中、行き先を決める際に、ワーキングホリデーで滞在できて、

「英語圏」「寒すぎない」「少数派」の条件に当てはまったのがニュージーランドでした。

 

データとアドバイスを元に、一年間のワーキングホリデーの中で、

最初の三か月はホームステイをしながら語学学校へ行くこととしました。

ホームステイは地元のおばあちゃん+ワンちゃんとの静かな暮らしで派手さは無かったものの、

美味しい食事と会話をゆっくり楽しみながら、

現地の文化に触れられたので、僕には会っていました。

マザーとは次第に家族の様な関係になり、今でも数日毎に連絡を取り合っています。

 

語学学校は当初会話に慣れないものの、授業内容は易しく、

特に毎週末にある筆記試験では常に満点が取れる程のものでした。

グラマーに重きを置く日本人に対して、

外国人は会話力があり、初めは捲し立てられました。

学校の規模も大きくなく、クラスも少人数制なので友達は爆発的に増えます。

海まで歩いて行ける所に位置していたので、放課後は海や山で遊んで、

夜はバーベキューやバーで交友を深めました。

ただ、僕の通っていた語学学校は語学面での校則が緩かったので、

英語以外の言語が飛び交うこともあり、その点が少し不満でした。

 

 

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学校を卒業しホームステイ先を後にしてからは、働きながら旅をしてまわりました。

仕事はキウイの糖度調整、アボカドプランティング、サラダ工場等で働きましたが、

ニュージーランドではエクスチェンジ(住み込みで働くようなもの)も盛んで、

牧場で動物の飼育をしたり、一般家庭で畑仕事や介護をすることもありました。

今回僕はこのエクスチェンジで得るものが一番大きかったです。

 

エクスチェンジは数日から働けるので、

一週間~一か月毎にホストを変えて転々としていました。

業種も様々で、例えば牧場にいる時は、朝ニワトリの卵を集め、

昼は馬に乗って出掛け、夜は家族と団欒をとる生活を送っていました。

働く時間はどこも2~5時間で自由時間も長くて、

お金は貰えませんが逆に使うこともなく、後半数か月は1ドルも使わずに生活していました。

日本では考えられない生活です。次は飛行機代以外お金をかけないで留学できそうです。

 

ホストによって人生観や食生活が異なる為、

帰国後自分がどのように暮らしていくかを考える機会にもなりました。

外国らしくやりたいことをやり食べたい物を食べる家庭もあれば、

電気を使わずオーガニックに拘り自給自足で暮らしている所もあります。

僕の場合、後者から多くを得て学びました。

 

旅も含めると多くの人種・国籍の人に会いました。

自分と同じ境遇のワーキングホリデーで滞在している旅人が、

とても逞しく生きている姿を見ると、海外に憧れを抱いている様ではダメだと実感します。

人として大きくなる為には、グローバルであることは当然で、

そこにさらに自分の確固たる個性が必要なのです。

そう考えるようになってからは、外国人と話すだけでは物足りず、

深い話を引き出す事を心掛けるようになりました。

 

こういった出逢いや経験を経て、英語だけでなく人生観や文化を学び、

食生活をも見直すきっかけとなりました。

留学、特にワーキングホリデーは体力も必要なので、若いうちに経験できた事が何より良かったです。

今後、翻訳技術が益々進歩し、語学力自体は軽視されていくでしょう。

しかし、会話の内容が翻訳できれば円滑なコミュニケーションを取れるわけではありません。

そこには気持ちよく会話を進める為の対話力が求められ、

例えば日本人が不得意とする感情表現やフランクさも含まれます。

もっというと、話し相手の国民性や文化、風習、

バックグラウンドへの、理解と慣れが必要になってきます。

 

一人でも多くの若い方が、日本の机上では学べない、

世界のリアルを体験しに、一歩踏み出す事を願います。

 

 

Q1 ホームステイのホストファミリーとの生活は如何でしたか?

初めはお互い様子を見ながらの生活でしたが、次第に共同生活にも慣れてきて、

最後にはまさに「家族」の様な関係性になります。

語学習得だけでなく、国民性や慣習にも触れたい方にはおすすめです。

 

Q2 学校の授業の様子について

戸惑ったこと、困ったことはありましたか?

・僕はストイックに勉強したいタイプだったので、言語面での校則が緩かったのが不満でした。

授業には苦労せずついて行けましたか?日本との違いはありましたか?

・よく言われる事ですが、日本人は会話に慣れていないだけなので、

授業の内容(文法等)は余裕に感じるはずです。

 

Q3 電気製品等で絶対に持って行ったほうが良いものは何でしょうか?(理由も教えてください)

物品名:なし

理由 :特に無かったです。そして不足もまた良い経験。必要ならお店で簡単に手に入ります。

 

Q4 現地の生活習慣やルールで日本と違うと思ったところはどのようなところでしょうか?

・時間に厳しくない。動物や自然を大切にする規則やモラルが根付いています。

 

Q5  1ヶ月のおおよそ生活費はどの位でしたか?(授業料は除く) 

生活費:ホームステイ中は生活費と家賃合わせて1000NZドル+交際費300NZドル

 

Q6 どんなアルバイトをしましたか? (時給はどの位でしたか?)

職種①:キウイ畑での作業    勤務時間:7~16  時給:17NZドル

職種②:サラダ工場  勤務時間:6~17(自由)  時給:17NZドル

 

オーシャンズにメッセージを:

留学の準備を手伝って頂きありがとうございました。

お陰様で日本ではできない経験を得ました。

留学を迷っている方には是非勧められてください。

 

オーシャンズより:

盛りだくさんの濃いワーキングホリデー生活をされていた西岡さん。

この他にも自転車での旅や、お祭りで書道パフォーマンスをされたこともあったそうです。

とっても素敵な体験談とお写真、ありがとうございました!

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