カナダでの短期留学を終えて

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留学体験談-カナダでの短期留学を終えて

【プログラム】夏休み語学研修

【お名前】Y.Mさん
【行き先】カナダ・トロント
【期間】2017年7月23日~8月14日

私は高一の夏に部活を辞めてから、何事にもやる気がおきず、

ただ毎日を過ごしていました。

自分から行動して今の状況をかえなくてはと思いながらも

何もできずにいました。

そんな時、母から海外に短期留学をしてみてはどうかと言われました。

なんとなく良いなと思ったけれど自分で積極的に調べたりせず、

情けないことに行く場所、期間などすべて親に決めてもらいました。

私自身、家でパッキングしているときも空港で家族と別れる時も

どこかふわふわして実感がありませんでした。

一人になって初めて緊張と不安が一気にやってきました。

 

私は海外に行くことはもちろん、飛行機に乗ったこともなかったので、

この3週間で見たもの、出会った人、すべてが新鮮でした。

まず一番驚いたことは「色々な人」がいることです。

日本にいるのはほとんど日本人ですが、カナダには色々な国から来た

様々なバックグラウンドを持っている人々がたくさんいました。

肌や目や髪の色が違う人たちが恋人だったり友達だったりするのです。

その事実には私は強く感動し、同時に今まで自分がいた世界が

どれだけ狭かったかを痛感しました。

私は学校やホームステイ先での日々の生活の中でたくさんのことを学びました。

学校ではクラスに私を含めて日本人は2人しかおらず、

他はロシアやブラジル、フランスなどの様々な国の子達がいました。

 

 

最初の授業の日、海外の子達はとても同じ年や年下には見えないほど

大人びていました。

みんな背が高くてスタイルが良く、ピアスや化粧、タトゥーなどをしていて、

初めて会った時、こんな怖そうな人たちと仲良くなれるわけがないと思いました。

また私以外のみんなスラスラ英語を話すのです。

もう一人の日本人の子も周りの子にどんどん話しかけ、

FacebookやInstagramを交換していました。

授業中も先生の言っていることがさっぱり分からないし・・・と

英語が話せない劣等感と会話に入れない疎外感で泣きそうになりました。

 

ホームステイ先に帰っても夕飯のタイミングは分からないし、

ルームメイトはホストマザーと冗談を言い合っていて会話に入れず、

そこでも疎外感を感じました。

ある日の朝、キッチンに行くとホストマザーに「おなか空いてる?」と聞かれたので

「すごく空いています。」と答えると、

「そうよね。昨日リビングルームに来なかったものね。」と言われました。

その時に私は自分から行動しないと何も始まらないということに気が付きました。

受け身の姿勢では何も学ぶことはできないのです。

 

その日から私はファミリーやクラスメイトの会話に積極的に入ってみました。

内容は分からないことが多かったけど、あいづちをうったり、

リアクションを取るなどしました。

すると今までに流暢に英語を話していると思っていたクラスメイトも

たくさん間違っていることに気が付きました。

普通に考えたら英語のレベルテストを受けて同じクラスになったのだから、

当たり前なのに自分以外はみんな話せているという思い込みが

みんなと仲良くなるチャンスを潰していたんだと思います。

彼らは話せないけど話します。私は話せないから話そうとしていませんでした。

そのことに気づけた私は間違っていても積極的にコミュニケーションを取るようにし、

授業も積極的に受けるようにしました。

徐々に話しかけてくれる子が増えて、休み時間にコーヒーを買いに行ったり、

放課後にショッピングに行ったりしました。

日本に居たら絶対に出会うことがない人と

日本に居たら絶対に経験できないことをしているという事実に

なんだか不思議な気持ちになり、同時にとても嬉しくなりました。

家では全く洗濯してくれなくて来ている服がない泣きながら手洗いしたり、

家の鍵を忘れて夜の11時まで家に入れなかったりしたこともあったけど、

ホストマザーに洗濯して欲しいと伝えたり、

近くでショッピング中だったルームメイトに電話し、鍵を貸してもらったりして、

自分の思いを相手にはっきり伝えることでなんとか乗り超えることができました。

また、学校の帰り道にトルコ人の女性に話しかけられて駅で30分くらい話したり、

日本語と英語を勉強している中国人の男性にバスで話しかけられて

日本語を少し教えたりと、貴重な経験もできました。

 

 

私はこの3週間で英語を話せるようにはなりませんでした。

でも、たくさんの素敵な人たちと出会い、たくさんの場所へ行き、

たくさんのことを学びました。

今まで自分が知らなかった世界の狭さを知り、

絶対に英語を話せるようになってもっとたくさんのことを学びたいと思いました。

自分に甘くて他人任せで人見知りの私が少し変わったような気がします。

この3週間をただ楽しかった、で終わらせるのではなくて、

今後の生活に、将来につなげていきたいです。

 

今回の留学にこころよく行かせてくれて支えてくれた家族、

私を暖かく迎えてくれて色々なところへ連れて行ってくれたり、

たくさん話してくれたホストファミリー、

「あなたはもっと笑った方が良いわ」と声をかけてくれたクラスメイト、

お互い辛い時にたくさん話し合った日本人の仲間、

丁寧に説明し、勇気づけてくださったオーシャンズの石田さん、

全ての人に感謝します。

本当にありがとうございました。

 

 

【今後渡航される方のご参考にお伺いしました】

 

Q1. ホームステイ先に困ったことがありましたか?

なかなか洗濯をしてもらえなかった。

ご飯の量が多かった。甘いものが多かった。

 

Q2. ホームステイ先で嬉しかったことはありますか?

ホストシスターとその友達が一緒にショッピングに行ってくれた。

毎日服装や髪形をほめてくれた(向こうでは自然なことだと思うけど新鮮で嬉しかった)。

他にもたくさん。

 

Q3. ホームステイ先にはどんなお土産を持って行きましたか?

和柄のハンカチ、抹茶のチョコ、桜の形のコースター

 

Q4. 現地について

不便だったこと・・・電車が急に止まる。全然来ないこともあれば、頻繁に来ることもあった。

日本と違って良かったところ・・・オープンなところ。意見をはっきり言うところ。

お薦めスポット・・・ショッピングセンターは広くて楽しかったです。

持って行ってよかったもの・・・洗剤、非常食

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