【プログラム】長期語学留学 【行き先】ニュージーランド(オークランド)/アイルランド(ダブリン) 【期間】2023年11月~2024年12月
<留学をしようと思った理由> まず、私が留学を決意した理由は英語が必要だったからです。1年前に前職を退職し父親が経営する会社に入社することを決めましたが、職種の関係で英語が必要だったため語学留学をすることに致しました。恥ずかしながら英語力がほぼ0の状態でしたので1年間の長期留学をさせて頂きました。
<それぞれの国の違い> 私は今回ニュージーランド(オークランド)とアイルランド(ダブリン)のそれぞれ6ヶ月ずつでの留学でした。どちらの国もとても良くオススメしたい国です!ただ、特色が全く異なるためあくまで私個人の意見ですがご紹介させて頂きます。まず、ニュージーランドですが気候がとても過ごしやすく自然に恵まれた国で本当に快適でした。ただ、日本人比率がとても高くもっと他の国の方と交流したい方には向いていないかもしれません。私の場合は英語初級者でしたのでいきなり日本人が全くいない国に行くよりかは安心して過ごせたと思います。ちなみにどのくらい初級者だったかと言うとニュージーランド行きへの飛行機でCAさんが機内食について聞いてくれたのですが「Chicken or Pork?」と聞かれているのに訳が分からず適当に「Yes」と答えるレベルです(笑)今となってはいい思い出ですが当時はとても恥ずかしい思いをしたのを覚えています(笑) 次にアイルランドですが気候は曇りか雨が多くどんよりとしておりました。私がいた年は運良く晴れが多い年だったようですがそれでも天気があまり良くなかった印象です。日本人比率はとても低く英語力を求められる場面が多かったです。入国するとすぐに外国人登録をしないといけないのですが自分で移民局へアポイントを取らなければなりませんでした。私がいた時は電話でアポイントをとる必要があったのでかなりハードルが高かったですがニュージーランドでの経験が生き何とか問題なく出来ました。(現在はネットでも予約出来るようになったようです。)1番の利点は何と言ってもヨーロッパを格安で旅行出来ることです。私も5か国ほど旅行しましたが毎週旅行している友達もいました(笑)ヨーロッパ周遊したい方にはとてもオススメしたい国です!
<驚いたこと> 留学をして驚いたことはもちろん文化の違い、国民性などたくさんあるのですが中でも1番驚いたことは「自国についての関心」です。例えば語学学校でプレゼンテーションをする機会がありテーマが「自国の紹介」というものだったのですが私も含めて日本人はプレゼンテーションに備えてネットで調べたりするなど何かしらの準備をしていました。しかし、私の友達は何も用意することなくスラスラと自国について発表していました。発表後に「なんで何も準備することなく話せるの?」と尋ねると友達は「自分の国のことなのだから何も調べずに話せるよ」と答えました。その他にも授業中に他の生徒が自国の歴史や経済、宗派など話しており「日本はどうなの?」と聞かれても答えられないことがあり恥ずかしい思いをしたことがあります。もちろん私自身が日本のことについて無知だったのもありますが彼らが自国に対してとても誇りを持っており自分も見習う必要があると感じました。 <やって良かったこと> 留学中にやって良かったことは2つあります。1つ目は日本人と話す機会を減らすということです。皆さんもこんな事は当たり前だと感じられると思いますが私が伝えたいのは「全く日本人と話さない」ではなく「話す機会を減らす」ということです。理由は留学をしていく中でとても意識が高く「私は日本人と話さない」という方とよく出会いました。意識が高いことは良いことですがこういう人は当たり前のようにどんどん日本人コミュニティから省かれていきます。海外生活において情報というのがとても大事になってくるのに対してそういうコミュニティに入っていないと得られない情報もたくさんあります。また、トラブルに巻き込まれ本当に助けて欲しいときに誰も助けてくれません。ただ、日本人コミュニティばかりいても英語力は伸びませんので難しいですが私は程よい距離間で日本人と接することを意識し実践して良かったと思います。 2つ目は様々な国の言語を学ぶということです。英語を学びに行っているので英語が最優先ですが外国人が日本語を話すと嬉しくなるように海外の方も自国の言葉を話されると嬉しくなります。お互い親近感が湧くのか仲良くなるのが早かったです(笑)また、このような機会でないと英語以外の言語を学べることはないと思うのでオススメです!ちなみに私はスペイン語、フランス語、中国語、韓国語、タイ語の挨拶程度なら話せます!!
<苦労したこと> 苦労したことはやはり食生活です。普段日本食を食べていた私にとって海外での食生活はどうしても慣れませんでした。ニュージーランド、アイルランドともに日本食レストランはありますがとても高くなかなか行くことが出来ませんでした。ただ、アルバイトとして日本食レストランにて働いており賄いで日本食を頂けたので日本食レストランで働くこともオススメです。(私が働いていたレストランのシェフは海外の方だったので本場の日本食とは少しクオリティが落ちておりましたが・・(笑)) また、物価の高さにも大変苦労しました。私が留学していた期間はかなりの円安だったので毎日家計簿をつけるなど節約生活を強いられておりました。ただ、友達と節約のために試行錯誤を重ねたり遊ぶのもなるべくお金がかからないような遊びを考えたりするなどして、今思うとあの頃はあの頃で毎日とても楽しかったです!その経験が生きたのか日本に帰ってきてから渡航前より散財することは減ったので逆に良かったかもしれません(笑)
<モチベーション> 私は1年間の長期留学でしたのでモチベーションを保つことがとても大切でした。最初の数ヶ月は英語学習を頑張れるのですが少し話せるようになると怠けてしまう自分がいました。そこで私が行ったのは自分と同じ境遇の人を探すことでした。私の場合、冒頭でもお伝えしましたがビジネスで英語を使うために長期留学を行いました。つまり将来ビジネスで英語を使う予定の人を探す必要がありました。今思っても運が良かったのがニュージーランド、アイルランドそれぞれ同じクラスに私と同じ境遇の人が1人ずついたのです。私はその2人と切磋琢磨し長期間モチベーションを保っておりました。英語の資格試験も受けたのですがこの2人がいたからこそ頑張れたと思います。この2人のおかげで忘れがちな「何のためにここへ来たのか?」ということを再認識することが出来ました。
<最後に・・・> 今この体験談をお読みになっている方は少なからず海外への渡航に興味がある方と思います。結論から申し上げますが是非行ってきてください!!私は昨年海外へ行くことを決め実際に行ってきました。当時私の年齢は27歳で前職を辞めて海外へ行く際にいろいろなことを言われたのを覚えています。「その年で海外行くの?」「帰ってきてから何するの?」「稼ぎはどうするの?」「同世代は働いているのに遊びに行くの?」。ただ、このようなことを言ってくるのは「海外に実際に住んだことがない人」です。実際に海外に住んだ経験がある人は必ず行ってよかったと言っていますし私自身もそう思っています。海外生活は大変で辛いことはたくさんありますが必ず自分の人生の糧となってくれるはずです。それに年齢を重ねるとどうしても様々なしがらみがあり難しくなります。今日という日が残りの人生で1番若い日ですので是非チャレンジして頂けると幸いです。
【留学Q&A】 Q1 ホームステイ/学生寮での生活はいかがでしたか? ニュージーランド滞在中は2ヶ月ホームステイをしておりました。フィリピン系のご家族で食事も特に問題なくとても美味しかったです。洗濯や掃除などはセルフでやりますがルールなど丁寧に教えてくれました。アイルランド滞在中は2ヶ月学生寮に滞在しておりました。食事は毎日ポテトが出てきて戸惑いましたが美味しかったです。週に1度部屋を掃除してくれるので快適でした。洗濯は自分で近くのコインランドリーに行く必要がありました。(私がいた時は洗濯機、乾燥機が無かったですが今は学生寮にあるようです。)
Q2 学校の授業はいかがでしたか?(戸惑ったこと・困ったこと、日本との違いなど) どの授業もとても楽しかったです。アジア人は文法やライティングが得意なのに対してヨーロッパ、南米出身の人はスピーキングとリスニングが得意でした。
Q3 電化製品等で持って行ったほうが良いものはありましたか?(あれば、理由も教えてください) ドライヤーやヘアアイロンは持って行ったほうがいいと思います。 ※現地でも売っていますが日本製よりは劣ります。
Q4 現地の生活習慣やルールで日本と違うと思ったところはどのようなところでしょうか? 交通機関が遅れることはもちろんですが驚いたのはクリスマスや年末年始などは一切お店がやっていないことです。
Q5 1ヶ月のおおよそ生活費はどのくらいでしたか?(授業料は除く) 10万円程です。
Q6 どんなアルバイトをしましたか?時給はどのくらいでしたか? レストランで働いておりました。時給は日本円で2200円程でした。
【オーシャンズへのメッセージ】 オーストラリア留学に引き続き今回も大変お世話になりました。特に藤巻様にはトラブルがあった際に迅速に動いて頂き感謝しております。定期ミーティングでもいろいろなお話をすることが出来て良かったです。この留学経験を今後のキャリアに生かしていきます。
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