海外の中・高校では、自主性を重んじる教育を行っています。将来の進路に合わせて必要な科目を自分で選択し、カリキュラムを組んでいるので、留学生活を含めて、ご本人の自主性、自立心が大変重要です。渡航するご本人が海外留学をしたいという強い気持ちを持っていることが大切です。
留学する期間(期限付きの留学か、卒業までなのか)が進路と深く関わってくるので、日本の中学高校に在籍している場合は「留学」扱いの適用が可能かも含め、適切なアドバイスを得ることが大切です。留学の目的は? なぜ留学をしたいのか? 異文化体験や語学習得、又は卒業目的なのかまずは整理をします。
中学卒業後に海外の高校に入学をする、高校在籍中に期限付きで留学をするなど、いつから留学をするのか考えます。
希望の国や学校を選定します。(学校の選定については、遠慮なくご相談ください)
ご自身が一番関心の高い国はどこか?治安など生活環境は大丈夫か?などを考慮し、国を選定します。
学校は留学生の受け入れ態勢や教育制度を確認し、ご自身の目的や希望に応じた留学方法や留学期間、留学費用を考慮し、公立・私立校などを選定します。志望校への入学要件を満たしているか?学歴及び成績、語学力、適応能力などを確認します。
同時に渡航費、学費、滞在費(生活費)、雑費はどのくらい必要なのか具体的な計画を立てましょう。
入学申込み書等のご記入や、学校の出願書類を作成し入学手続きを始めます。
(主に以下のような書類提出を求められます)
・入学願書(学校所定の用紙)
・成績証明書(英語で記載された過去2年間のもの)
・外国語能力証明書 (英検、TOEFL Juniorのスコアなどを保持している場合)
・留学資金証明書 (銀行の英文預金残高証明書など)
・扶養宣誓書又は留学承諾書(国や学校によって必要)
・戸籍謄本又は出生証明書(英文の正式翻訳が必要です)
その他、医療保険証明書や宿泊先の証明書などが必要な場合もあります
入学志望校に授業料や滞在費の支払いを行い、入学許可を受領後、必要書類を作成し、在日大使館・領事館などで、渡航に必要なビザ申請を行います。国によって大使館指定病院での健康診断が必要な場合がありますので、時間に余裕をもってご準備するようお願いいたします。 ※パスポートはビザ申請の前に用意しておくこと。
ビザの取得後、在籍校に報告し、必要な手続き(留学・休学・退学など)を行うなど、渡航に向けて準備を行います。(出発前オリエンテーション)
出発前に滞在先やホームステイの詳細が決まり次第、最終のオリエンテーションを行います。